映画「僕が跳びはねる理由」

僕が跳びはねる理由

東田直樹さんは2008年にアットマーク国際高等学校品川キャンパスに入学しました。

入学当初は無事卒業できるだろうか、教員との意思疎通は大丈夫だろうかという観点で面接に臨みました。

自己肯定感が高くなれば生来の才能である言葉への関心、表現欲求がもっと開花するかもしれないと思ったのは入学後間もなくのときです。

この“奇跡の人”をどうやって次の支援者にバトンリレーするか、気が気ではありませんでした。

「僕のまわりで家族や大人たちが悲しそうだったり、険しそうな顔をしているのを見るのが一番悲しい。

自分のせいではないかと思ってしまうから」「自閉症者の多くが、そんなふうに考えていると思う」という内容の記述が私の胸を打ちました。以来、自閉圏内の人を見る目は劇的に変わりました。人生観も、教育観も、おまけに学校観もまるで違ったものになりました。私の生きる意味、人生の目的が変わりました。教員に加えて専門性の高い職員の重厚な配置という発想が私の中で生まれました。

2009年、グループ2校目の広域通信制高校「スペシャルニーズに特化した通信制高校=明蓬館高等学校」の開校に向けて歯車が動いていました。

2014年NHKの放送では「自閉症の僕が跳びはねる理由」を英訳したイギリスのベストセラー作家デイビッド・ミッチェルさんが来日し、直樹さんと対面する場面が描かれました。

ミッチェルさんには自閉症の息子がいて、接し方や関係性への疑問の答えを直樹さんの本の中に見つけ、世界中の自閉症の子を持つ親にも紹介したいという願いから翻訳し、2013年「The Reason I Jump」として出版。

その後、世界30か国で翻訳出版され、117万部を数えています。そして、「The Reason I Jump」のドキュメンタリー映画が生まれたのです。

2021年4月2日、日本でもこの映画が公開されます。私は、また映画館で正座するかのような心持ちでこの映画を見ることになるでしょう。

アットマーク国際高等学校FaceBooKページより。

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